種子島釣行 今村 真央(いろいろ募集中)

ゴールデンウィーク前週の4月下旬ころ種子島の友人から「朝夕まずめでカンパチ一杯獲れるよ。しかも沖堤防から・・・」というかなり面白そうな吉報を受け、急遽GW前で上手いこと時間が取れたのもあり5月3日・4日と移動時間を含めて2日間、滞在時間28時間といったドタバタ釣行を決行した。



帰省ラッシュもありなんとか乗れたプリンセスわかさに揺られて3時間。種子島に到着したのが午前11時。さっさと発着所を離れ友人が待つ港に移動。夕マズメに掛けて地元で「ロケット堤防」と呼ばれる南北に伸びる長さ3キロ程の沖提に渡船して頂いた。



 着いてすぐに教えていただいたポイントでラッパやシャバジグで探ってみるが反応なし。夕マズメまで時間があるのでとりあえずロケット堤防を端から端まで歩くことにした。

北の端から1キロ程南から外海側にテトラ帯が続く。テトラ帯が好い具合に小魚の隠れ家となっておりやはり魚影が濃い。小さなジグとかを落とすと多種多様な魚が掛かり面白い。



今回島でいろいろと手配してくれた種子島の友人ユタカさん。サクッとアオヤガラを含む南方らしい魚種を何目か釣ってみせたくれた。



 それからは、ショアラインにカスミアジや10キロクラスのGTのスクールを何度か目撃しラッパやミノーを投げるが反応悪い。まだ水温が低いのか?追いはするけど喰いはしないというもどかしい状態である。

 結局掛けることができず、陽は傾きそろそろ本番の夕マズメだ〜!というとろでトラブル発生。急遽沖提を離れることになってしまった(泣)



 沖提から種子島本土に戻ってきたのが午後6時まだ陽は明るい。一気にすることが無くなってしまった私達一行は、とりあえず早めの夕食をとりながら残された時間をどう使うか考えることにした



そして、友人から車を借りてドライブ兼夜ヒラ探索に出掛けることにした。やはり初めてのフィールドは面白い、何の情報もなしに自身の今までの経験だけを基にして1から魚を探していく。そして、魚を探しあて手にしたときの喜びは計り知れないものがある。このときは、とりあえず小河川+砂浜+ベイトという単純な条件で島を回り、3ヶ所目にてついにモンモンさんにて種子島初夜ヒラスズキを仕留めた。

 その後、魚とのコンタクトは無くなり夜が明けるまで仮眠をとった。


 5月4日午前10時、島を反時計回りにまわり種子島宇宙センター大崎射場を眺めていた。帰りのフェリーが午後3時、それまでに東海岸側が好い感じに時化ていたので磯ヒラスズキ探索兼島観光を楽しんでいた。


 それから、北に30分走ったところで歩きやすそうな磯を発見!遠目から観察してサラシの出来具合・スリットの入り具合ともに素敵な感じ。急いで準備してチンパンを数投キャストするが反応ない?もっと沖にある瀬を探りたくてシャバ70グラムキャスト、アクションをつけずミノーと同じようにリーリングすると

パシャとでました70後半の磯ヒラスズキ(喜)

再びキャストしようとすると何やら真っ白なさらしの中に黒い影?そこにシャバを投げても反応無し、思い切ってラッパのジョニーを突撃させると激しい水柱とともにラッパが宙に舞った。ヤバイ!明らかに20キロ近くあるGTではないかっ!私の今使用しているタックルでは捕るのは難しい・・・

「なんでヒラスズキと同じところにコイツがいるんだよ〜」と思いながら続投はせず次のポイントへ移動した。

 ふと前方を見ると先で釣りをしていた友人の岩本氏がデカそうな魚を掛けている。急いで助けに向かい浮いてきたのは、

6キロ程の色抜けカスミアジ!素晴らしいッス!!

その後、シャバとチンパンで何度かヒラを出して帰る時間が迫ってきたので終了。

いろいろとやり残したことたくさんできたので、また近いうちに時間のできしだい種子島へリベンジ釣行を行いたい。

タックル




ロッド:FCLLABO UC10Pro

リール:セルテートHDカスタム3500

ライン:PE3号

ルアー:チンパン
     ウータン(試作モデル)
     シャバジグ70グラム
     ラッパのジョニー


夜ヒラ

ロッド:FCLLABO UC88

リール:セルテート3000

ルアー:モンモンさん