癒しのマルスズキ 北薩摩

マルスズキは、なんていい魚なんだろう。最近つくづくそう思う。
何故かと言うと、他の魚種がそ知らぬ顔でそっぽを向いている時、実に良い相手をしてくれる。

他魚種は外洋の潮流の影響が反映されるのに対して、マルスズキは河川の流れに釣果が反映されるのが大幅な要因だろう。

今回はバショウカジキ、カンパチ、ヒラスズキ、ヒラアジ、などにことごとく11連敗を喫してからのマルスズキへの挑戦なわけで、とても癒されたい気満々だ。

今回の目標はシャローのローテンションドリフト用に開発したブゥビィが水深の深いポイントで効くかどうかを検証する事、
まぁ1回の釣行ではそんな一概に効く、効かないという事は解らないのでこれから沢山データを取っていくところなのだが、フィールドでのインスピレーションにより、開発するべきルアーバランスや、魚の生態が見えてくるものである。

UZUで産声を上げたルアー達は圧倒的なフィールドワークの中から生まれたものばかりであると自信を持って言える。
目指しているのは日本一の売上を誇る事ではなく、世界一フィールドワークをこなすメーカーなのであります。
話は横道にそれたが、これがフィールドワークに行く理由で言い訳とも言う。



ポイントに付いたらボイルがもう始まっていた。
ベイトは7センチぐらいのボラのようだ。たまに引っ掛かってくるぐらい大量にいる訳だが、この中からルアーをチョイスさせる事を考えてアプローチする。

流速が早かった為キャストしてロッドティップを立てたままリールを巻かずにストライクチャーの影にに流し込んだら一発で掛かった

ジャスト70ひょろ長くて痩せているでもパカパカ跳ねて楽しかったからオッケー
不満そうな顔ではない次の1匹を狙ってるんだよ。


右回転で迎え撃つように食ってきているようだ
ブゥビィの頭が左から出る。

ポイント移動して1投目で斉藤君も掛けた


まったく同じブゥビィの掛かり方、自分のよりちょっと大きい


72センチぐらい。イイナイイナ!!

自分は1バイトのみ。流し込み釣法に置き竿は可能かを試していた。
次回は鈴かケミを持って行く事を決意
(ウソ)

その後、斉藤君が60サイズを追加
これは先ほどとは反対回転クサい、上げの潮が入り、下の海水は逆流しているようだ。

次の日仕事なのでここら辺にしました。

深いポイントでも普通に釣れる事はわかったがベイトが浮いたこの状態だけでは一概に判断はできない。
シャローエリアのローテンションドリフトではカナリ使いやすいが流速によってはフィールドの状況に合わせて使わないといけない今後も色々なフィールドで試していきたい。
(ニーナ)
ロッド:FCL88
リール:セルテート3000
ライン:バリバスシーバスPE2号
リーダー:バリバスVEP40lb
ルアー:ブゥビィ マイワシPB

(斉藤君)
ロッド:FCL79PRO
リール:カルディアKIX3000
ライン:デュエルX-wire 1.2号
リーダー:バリバスナイロン30lb